スマートビルディング向けデータプラットフォームを提供するMapped, Inc.へ出資

　株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ（本社：東京都港区、代表取締役社長：安元 淳、以下、NDV）は、同社が運用するファンドを通じて、スマートビルディング向けデータプラットフォームを提供するMapped, Inc.（本社：アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス、CEO：Shaun Cooley、以下、Mapped社）へ出資を行いました。

　現在、働き方の効率化や電力削減、人流解析などを目的に、多くのビルにおいてセンサーなどのIoTデバイスが活用されており、米国のオフィスビルには平均3,000個以上^※1が設置されていると言われています。一方で、それらの規格はIoTデバイスごとに異なっており、データ活用の障壁になっています。
　Mapped社は建物内の管理システムやIoTデバイスのデータを一元的に管理するプラットフォームを開発・提供しており、同社が提供するプラットフォームは100社以上のIoTデバイスの規格に対応しています。これによりデータの取得から活用までを効率的に行えるようになります。既に世界中の大手企業などへ導入を進めており、データを活用した建物の運営・管理の効率化を実現するスマートビルディングの構築に取り組んでいます。

　NTTグループでは、ビルや地域に関連するデータを分析・可視化し、ビルの運営者や建物内で働く人々に多様な価値を提供する取り組みを進めています。今回の出資を通してMapped社とNTTグループとの連携を深め、スマートビルディング分野で新たな価値創造に向けた取り組みを進めてまいります。

　なお、2024年11月22日（金）にNDVが開催する「NTT DOCOMO VENTURES DAY 2024」※では、Mapped社の企業概要や同社が提供するソリューションについて、ブース展示を通じてご紹介します。

■Mapped, Inc.について

^{※1　出典：Prescriptive Data, Inc.「Office Buildings Will Have 152% More IoT Devices by 2022」
※2　NDV報道発表「『NTT DOCOMO VENTURES DAY 2024』を11月22日（金）に開催～今年はドコモの新規事業創出プログラム『docomo STARTUP』を加えて最大規模で開催～」}