次世代の小型静止衛星を製造・運用する Astranis Space Technologies Corp.へ出資

　株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ（本社：東京都港区、代表取締役社長：安元 淳）は、同社が運用するファンドを通じて、次世代の小型静止衛星（Micro GEO衛星）を製造・運用するAstranis Space Technologies Corp.（本社：アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO：John Gedmark、以下、Astranis社）へ出資を行いました。

　Astranis社は、衛星通信を通じて信頼できるブロードバンドサービスを低コストで提供することをめざすスタートアップです。静止軌道に配置するMicro GEO衛星を製造・運用しブロードバンドサービスを提供していますが、独自技術により、従来型の衛星と比較し低コストかつ短い製造期間での提供を実現しています。これにより、従来通信インフラの構築が難しかった島嶼部や離れた地域などへの通信サービスの提供が可能となります。
　同社は2023年5月に米国アラスカ州において最初の商用衛星の打ち上げを完了しています。

　NTTグループは、宇宙ビジネス分野における新たなサービス創出や、気候変動などの地球規模の課題解決に向けて、宇宙ビジネスのブランド「NTT C89」（エヌ・ティ・ティ　シー・エイティ・ナイン）を2024年6月に立ち上げました。^※1今回の出資を通してAstranis社とNTTグループとの連携を深め、宇宙ビジネス分野のサービスやソリューションの国内外の展開や、新たな価値創造に向けた取り組みを進めてまいります。

　なお、2024年11月22日（金）にNDVが開催する「NTT DOCOMO VENTURES DAY 2024」^※2では、Astranis社の企業概要や同社が提供するソリューションについて、ブース展示を通じてご紹介します。

■Astranis Space Technologies Corp.について

^{※1　「宇宙ビジネス分野におけるブランド「NTT C89」が本格始動！宇宙ビジネス拡大・発展へ」
※2　NDV報道発表「『NTT DOCOMO VENTURES DAY 2024』を11月22日（金）に開催～今年はドコモの新規事業創出プログラム『docomo STARTUP』を加えて最大規模で開催～」}